骨粗鬆症の人は?

インプラント治療の成功率が高いのは、どのような症例に対して、どのような治療をするかが確立されているからです。

標準化され、厳しく管理しているため、この治療法に向かない人は治療しない方が良いと判断されます。

インプラント治療で重要なことは、アゴの骨の状態です。

人工歯根を植えるのに十分な骨があるかどうかを正確に判断する必要があります。

骨の厚さ、深さ、形なども含めて、精密検査の結果に基づいて判断するのです。



骨粗鬆症の場合、インプラントに通常は問題ありません。

しかし、症状が極度に進んでしまい、骨がスポンジのようにスカスカになってしまうと、人工歯根を支えることができない場合があります。



ただ、骨粗鬆症だからといってすぐに無理だと判断しない方が良いでしょう。

部位によっては、インプラントができる可能性も十分にあります。

自分で判断せず、インプラント治療の経験豊富な歯科医師に相談することが大切です。